■広場恐怖
パニック発作の反復とともに、患者は発作が起きた場合にその場から逃れられないと思われる状況を回避するようになる。
回避される状況としては、電車や飛行機、歯科、理・美容室、レジを待っている時、道路の渋滞など、一定時間特定の場所に拘束されてしまう環境や、ショッピングモールなど人込みの中などがある(他にも、人によって広場恐怖の種類は様々である)。
さらに不安が強まると、患者は家にこもりがちになったり、一人で外出できなくなることもある。
このような症状を「広場恐怖(アゴラフォビア)」という。
広場恐怖の進展とともに、患者の生活の障害は強まり、社会的役割を果たせなくなっていく。
そして、この社会的機能障害やそれに伴う周囲との葛藤が、患者のストレスとなり、症状の慢性化をさらに推進していくこととなる。
参考: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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■パニック発作パニック障害の患者は、青天の霹靂の如く突然に、動悸などの自律神経症状と強い不安感に襲われる。
自律神経症状には、めまい、動悸、手足のしびれ、吐き気、息苦しさなどがある。
不安感には、漠然とした不安と、死ぬのではないか、気が狂うのではないかなどの恐怖感がある。
患者は、これらの症状に非常に困惑し、救急受診をすることも多い。
しかし、これらの症状は、特別な処置がなくとも、多くは1時間以内に、長くとも数時間のうちに回復する。
これが「パニック発作」である。
■予期不安患者は、パニック発作に非常に強烈な恐怖を感じる。
このため、発作が発生した場面を非常に恐れ、またあの恐ろしい発作が起きるのではないかと、不安を募らせていく。
これを「予期不安」という。そして、患者は神経質となり、いつも身体の状態を観察するようになる。
そして、持続的に自律神経症状が生じることとなり、パニック発作が繰り返し生じるようになっていく。
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